BIO COMPOST バイオコンポスト
INTRODUCTION バイオコンポストの紹介
食品廃棄物を「減容」ではなく、農業で使える資材へ。
装置の前後工程まで含めて設計します。
食品廃棄物を、地域の資源へ。
常在菌を好適環境によって選別する『高温適応菌選別方式』により、数か月かかっていた堆肥化を大幅に短縮。化学肥料の使用を抑えられる再生肥料へと転換します。生成物の活用先まで見据え、装置の前後工程まで含めて設計するのが特徴です。
| 対象 | 食品廃棄物・有機性残渣 |
|---|---|
| しくみ | 常在菌の高温選別条件+装置制御 |
| 処理時間 | 約10時間(モデル・投入物により8〜13時間) |
| ラインアップ | 規模に応じた5モデルを展開 |
FEATURE バイオコンポストの特徴
「減容して終わり」にしない、活用まで見据えた設計が特徴です。
通常3〜6ヶ月の堆肥化を、約10時間に。
常在菌を選別する『高温適応菌選別方式』により、生ごみ・米糠などを60〜80℃で発酵乾燥。通常のコンポストで3〜6ヶ月かかる分解を、わずか約10時間(モデル・投入物により異なります)で進めます。高温で発酵させることで雑菌の繁殖を抑え、衛生的に扱いやすい生成品になります。
減容ではなく、農業で使える再生肥料へ。
ゴールは「捨てやすくする」ことではなく「使える資源に戻す」こと。生成物は栄養供給に加え、土壌の団粒化(排水・保水・保肥性の改善)、連作障害の抑制、病害虫の異常繁殖の抑制まで期待できる有機資材として、地域の農業で活用できます。
粉砕・ふるいから運用支援まで、
工程で品質をつくる。
未分解の残渣や異物は、畑での生育阻害の原因に。粉砕機・電動ふるい機など排出後の工程まで設計し、粒度を整え異物を取り除きます。導入前の工程設計から立ち上げ時の条件調整、稼働後の運用確認・改善まで、案件に応じて継続的に支援します。
PROCESS 処理から活用までの流れ
食品残渣を、地域の生産へ戻すまでを一連の工程として設計します。
01
食品残渣
旅館・ホテル、酒蔵、施設、食品関連事業者などから発生。
02
選別・芽胞化
好適環境をつくり、常在菌を選別し、高温で芽胞化、資材にします。
03
品質・運用確認
粉砕・ふるい等で品質を整え、活用条件を確認。
04
農業へ活用
地域の生産へ戻し、循環をつくります。
SPECS 仕様
処理量に応じて、SOWA100〜SOWA2000まで5モデルを展開しています。
| モデル | 処理量 / 処理時間 | 生成品量(概算) | 電源 |
|---|---|---|---|
| SOWA100 | 100L(80kg)/ 8〜11h | 45kg | 40A / 三相 / 200V |
| SOWA250 | 250L(200kg)/ 8〜10h | 100kg | 40A / 三相 / 200V |
| SOWA500 | 500L(400kg)/ 8〜10h | 200kg | 50A / 三相 / 200V |
| SOWA1000 | 1000L(800kg)/ 9〜11h | 400kg | 75A / 三相 / 200V |
| SOWA2000 | 2000L(1600kg)/ 10〜13h | 750kg | 100A / 三相 / 200V |
※数値は参考値です。各製品の詳細な仕様(寸法・重量・設置条件・周辺機器など)は、お問い合わせください。
CASE STUDY 取り組み事例
バイオコンポストの導入・実証の事例です。
記載の社名・自治体名は社内情報で、公開可否は掲載許諾の確認後に確定します。
JR東日本クロスステーション
食品工場の残渣を、資材にできるか確かめる
連携:JR東日本クロスステーション / 対象:菓子工場の食品残渣
菓子製造で出るスポンジや焼き菓子の切れ端、クリームなど、油分と水分の多い残渣を資材にできるか。実証計画を立てたうえで実際の残渣をお預かりし、投入条件を変えながら複数回の分解試験を行いました。米ぬかや籾殻の配合、加水の要否を確かめ、ふるいにかけられる状態まで条件を絞り込んでいます。
KAMEYA HOTEL
(湯野浜温泉 亀や)
宿泊施設の食品残渣を、廃棄から資材へ
連携:KAMEYA HOTEL(湯野浜温泉・宿泊施設)
宿泊施設から毎日出る食品残渣の処理をどうするか。実際の残渣を分けていただいて分解試験を重ねながら、バイオコンポストをベースにした残渣処理装置を設計・製作しています。フィルタユニットや貯蔵タンクを含めた構成を検討し、温泉廃湯の熱を活かす機構も検討中です。装置単体ではなく、施設で循環を見て・体験できる場としての設計を進めています。
ワッツ・ワッツ・ファーム
地域の農家と、循環型・低農薬の農業を試す
連携:ワッツ・ワッツ・ファーム(鶴岡市・農家) / 資材の由来:給食センター・旅館・酒蔵 ほか
つくった資材が、実際の畑で使えるものかどうか。給食センターや旅館・酒蔵から受け入れた残渣を処理して資材化し、地域の農家へお渡ししています。この再生肥料を使った栽培に加えて電解水もあわせて活用いただき、循環型・低農薬の農業として、栽培の経過を一緒に記録しています。
鶴岡市給食センター
給食センターの残渣を、地域の肥料へ
連携:鶴岡市給食センター(実証) / 導入:延岡市・厚木市・宮古市 ほか(自治体給食センター)
給食センターから毎日出る調理くずや残飯を、地域の資源にできるか。2026年2月から週2回、実際の残渣を分けていただき、分解試験を重ねてきました。野菜の皮や芯など分解しにくい素材の傾向や、米ぬかの配合・加水量を確かめながら、生成物の肥料成分も分析。新年度も残渣の提供を受けて条件を比べ、地域の農家で使える資材づくりにつなげています。
山形大学・鶴岡工業高等専門学校
大学・高専と、菌のはたらきを確かめる
連携:山形大学 / 鶴岡工業高等専門学校
発酵に関わる常在菌のはたらきを、経験ではなく数値で説明できる状態にしたい。鶴岡工業高等専門学校とは残渣処理のバイオ分解研究を進め、分解条件や菌体のデータを整理しています。山形大学とは、菌を工業的に管理するための研究テーマで連携を検討中です。研究の裏づけを、装置と資材の品質づくりに反映していきます。
環境システム事業の
ご相談・お問い合わせ
事業についてのご相談・ご質問、実証・導入のご相談など、お気軽にお問い合わせください。
現場の状況や課題を伺いながら、できることから一緒に検討いたします。